NY,ウエストビレッジ在住。
アーティスト系 の夫と非日常的生活進行中。

今年のテーマはLOVE

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2006年09月28日

つりぼり

先日甥っ子の誕生日だったので、近所にある「子供の国」へ連れて行った。
大自然の中で思いっきり遊んでもらおうと思ったのに・・・・。

7歳になった一希が「のんのん、つりぼりしたい!」
3歳の俊太も「オレもやる!」
「いや~。釣り堀はまずい。やめようよ。私、魚触れないもん」
「やりたい。やりたい。自分でやれる!!!」

(仕方ないか・・・。誕生日だし・・・)

釣り堀に行くと、人だらけ。しかもみんなバケツに何匹も釣っている。

(まずい。この池の鯉は飢えているんだ・・・釣れたらどうしよう?)

池の端に3人で座って、餌をつけ竹ざおを投げ入れる。
(釣れたらどうしよう~)
「ぎゃ~~~」
隣の人が巨大な鯉を吊り上げて、私の目の前に揺られてぶら下がっている。
私は冷静を装い、「かずちゃん隣の人みて?大きい鯉ね!」と、冷や汗もの。

「わあ~いいな。かずちゃんもがんばる」
(がんばらんでいいわい!!釣れたらどうしよう。となりのお父さんに捕ってもらえるかな?)
(左は少女だし・・・)

池の水面を大きな鯉が泳いでいる。

(どうしよう。かずちゃんの餌を食べるかも?)

思わず石を投げた。

隣の駿太が針に大きな餌をつけて、竹ざおを投げ入れた。すぐ引き上げると餌がない。
「あ~あ。食べられちゃった」
「違うよ。餌が大きすぎて落ちちゃったんだよ。もう少し、小さい・・・」

(いや?待て。釣れたら困るんだから、変なアドバイスは不必要)

「駿ちゃんの好きな様にやったらいいわ~」

「ぎゃ~~~~」

また、隣の人が釣りあげた。

大きな声を出した自分が恥ずかしく、「凄く上手ですね。いっぱい釣れてますね」と、愛想笑い。
つりぼり.JPG


「すげ~。いいな~」と、一希。
絶対釣れない二人が可哀相になり、「隣の人のお魚見せてもらったら?」と、とりあえずバケツいっぱいの鯉を見せた。

その間に、竹ざおの浮きが水面で上下している。
(まさか・・・)
(魚が喰らいついてる?)
(どうしよう?)

私は水面を睨みつけ、静かに時が経つのを待った。
幸運な事に俊太は気がつかない。

(あ~良かった。餌だけ食べて逃げてくれた)


ふと見ると俊太が餌をちぎって池に投げている。

(こら~~~。何するんだ~。魚が大量に集まって来ているじゃないか!)

とっさに竹ざおを揺すった。

(魚よ逃げろ~。引っかかるな!!!私は魚がピチピチ動いているのが怖いんだ~ぬるぬるが気持ち悪いんだ~)

私がどきどきしている間、一希と俊太が餌をちぎって投げ入れていたので餌がなくなった。

「あら。もう餌がないから終わりにしましょう」
一件落着。

かずちゃん、しゅんちゃんごめんね。
私と魚釣りをする限り、絶対魚は釣れません。


投稿者 kanrinin : 2006年09月28日 00:23