NY,ウエストビレッジ在住。
アーティスト系 の夫と非日常的生活進行中。
今年のテーマはLOVE
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先日甥っ子の誕生日だったので、近所にある「子供の国」へ連れて行った。 7歳になった一希が「のんのん、つりぼりしたい!」 (仕方ないか・・・。誕生日だし・・・) 釣り堀に行くと、人だらけ。しかもみんなバケツに何匹も釣っている。 (まずい。この池の鯉は飢えているんだ・・・釣れたらどうしよう?) 池の端に3人で座って、餌をつけ竹ざおを投げ入れる。 「わあ~いいな。かずちゃんもがんばる」 池の水面を大きな鯉が泳いでいる。 (どうしよう。かずちゃんの餌を食べるかも?) 思わず石を投げた。 隣の駿太が針に大きな餌をつけて、竹ざおを投げ入れた。すぐ引き上げると餌がない。 (いや?待て。釣れたら困るんだから、変なアドバイスは不必要) 「駿ちゃんの好きな様にやったらいいわ~」 「ぎゃ~~~~」 また、隣の人が釣りあげた。 大きな声を出した自分が恥ずかしく、「凄く上手ですね。いっぱい釣れてますね」と、愛想笑い。 その間に、竹ざおの浮きが水面で上下している。 私は水面を睨みつけ、静かに時が経つのを待った。 (あ~良かった。餌だけ食べて逃げてくれた) (こら~~~。何するんだ~。魚が大量に集まって来ているじゃないか!) とっさに竹ざおを揺すった。 (魚よ逃げろ~。引っかかるな!!!私は魚がピチピチ動いているのが怖いんだ~ぬるぬるが気持ち悪いんだ~) 私がどきどきしている間、一希と俊太が餌をちぎって投げ入れていたので餌がなくなった。 「あら。もう餌がないから終わりにしましょう」 かずちゃん、しゅんちゃんごめんね。
大自然の中で思いっきり遊んでもらおうと思ったのに・・・・。
3歳の俊太も「オレもやる!」
「いや~。釣り堀はまずい。やめようよ。私、魚触れないもん」
「やりたい。やりたい。自分でやれる!!!」
(釣れたらどうしよう~)
「ぎゃ~~~」
隣の人が巨大な鯉を吊り上げて、私の目の前に揺られてぶら下がっている。
私は冷静を装い、「かずちゃん隣の人みて?大きい鯉ね!」と、冷や汗もの。
(がんばらんでいいわい!!釣れたらどうしよう。となりのお父さんに捕ってもらえるかな?)
(左は少女だし・・・)
「あ~あ。食べられちゃった」
「違うよ。餌が大きすぎて落ちちゃったんだよ。もう少し、小さい・・・」
「すげ~。いいな~」と、一希。
絶対釣れない二人が可哀相になり、「隣の人のお魚見せてもらったら?」と、とりあえずバケツいっぱいの鯉を見せた。
(まさか・・・)
(魚が喰らいついてる?)
(どうしよう?)
幸運な事に俊太は気がつかない。
ふと見ると俊太が餌をちぎって池に投げている。
一件落着。
私と魚釣りをする限り、絶対魚は釣れません。
投稿者 kanrinin : 2006年09月28日 00:23